坐骨神経痛の原因は骨が神経に触るからだと思っていませんか?

西洋医学の常識では、坐骨神経痛は腰から出る神経が圧迫されるのが原因です

坐骨神経痛とは、腰から脚にかけて痛みやしびれを感じる症状です。

1週間前に何もしていないのに、急に腰のあたりにビリッと痛みが走ってから腰から脚にかけての痛みが治らないので診て欲しいという患者さんが来られました。

この方は最初、痛みが治まらない不安から、近所の整形外科の病院を受診したそうです。

その病院の先生からは、レントゲン写真を見た上で「腰の骨と骨のすき間が狭くなっているので、神経の出口を圧迫されて痛いのでしょう。」という説明を受けました。

そして治療としては、消炎鎮痛剤とシップを処方され、「これで様子を見て1週間後にまた来てください。」といわれたそうです。

ところが、お薬を飲んでもシップを貼っても一向に痛みが治まらないので、益々不安になってしまったそうです。

そこで病院以外の別の治療はないかとインターネットを検索して当院のサイトを見つけられたそうです。

この方から最初に電話で予約をいただいた時に、「骨のすき間が狭いとかいうのも、治療できるのですか?」と不安そうな声で質問されました。

お医者さんから、腰から脚にかけて痛みの原因は、骨のすき間が狭くて腰から出る神経を圧迫しているといわれればたいていの方はそう信じてしまうのですね。

ほんとうに骨と骨のすき間が狭いのが坐骨神経痛の原因なのだろうか?

私は、この方の電話での予約時には、骨のすき間が狭いのが腰痛の原因ではないことの簡単な説明してから来院していただきました。

当院では最初にカウンセリングという時間を設けて、症状が出る前から今までの経過などをお聞きしています。

この方の場合、15年前にも、腰から脚にかけて痛みが出たことがあり、その時にも整形外科を受診したそうです。

その時は坐骨神経痛という診断をされ、今回と同じように、腰の骨と骨のすき間が狭くなっていて神経を圧迫しているのが原因だといわれた記憶があるそうです。

私が「その15年の間、痛みはどうだったのですか?」と聞くと、その間に痛みを感じたことはなかったそうです。

つまり、15年前にも骨のすき間が狭いと言われ、今回もまた同じように狭いままだということは背骨の構造にはなんら変わりがなかったということです。

なのに、痛い時期と痛くない時期があったというのはおかしな話にも思えるのです。

骨と骨のすき間が狭いままなら、そこが改善されない限りずっと神経を圧迫し続けているので、痛み続けているはずじゃないでしょうか?

神経の圧迫が痛みの原因ではないのは、テレビが映るしくみでたとえられます

そもそも神経とはどんなはたらきをするものかを、イメージしやすいように説明してみたいと思います。

神経とは、たとえるとテレビとテレビアンテナを結ぶケーブル線にあたるものです。

テレビが映るためには、テレビ搭から飛んできた電波をテレビアンテナで受信する必要があります。

このしくみを、痛みを感じるしくみに置き換えると、このテレビアンテナが痛み刺激を受け取る場所になります。

身体のしくみの呼び名では受容器といい、刺激を感知するセンサーの役割をする所です。

そして、テレビとテレビアンテナを結ぶケーブル線が受信信号を伝えるように、痛みの信号を伝えるのが神経の役割です。

最後に、ケーブルを伝わった信号を受けて、テレビモニターに音声と画像が写るわけです。

このテレビモニターという機械は、私たちの身体では脳に当たります。

脳は伝えられた信号の意味を感じ取る役割をしていて、ここで初めて痛いとかしびれるとかを感じるわけです。

つまり、ケーブル線である神経をいくら圧迫しても、痛みは感じないということになります。

もし圧迫による障害が起こりうるとすれば、信号がまったく伝わらない状態である麻痺がおこります。

正しい情報を知るだけでも坐骨神経痛の症状が改善されることがあります

神経は圧迫されて持続的に痛みを感じるという発信元ではないことがおわかりになったでしょうか。

多くの方が誤った情報を元にした思い込みから、不安や恐怖という感情と身体の症状をリンクさせて治りにくくしているケースがあります。

当院での痛みの治療では、私たちの身体がもつ本来のしくみを説明してあげると、「不安だった気持ちが和らいだと言っていただけます。

症状の根本原因について理解してもらうために、身体のしくみの説明をすることも大切なことだと考えています。

 

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