立ち上がるときに激痛を感じる腰痛の症例

パソコン仕事で腰痛に

1週間前から急に腰が痛くなったという会社員の男性が来院されました。

左のおしりに違和感を覚えたのが1週間前で、それからだんだんと痛みに変わってきたのだそうです。

そしてついに立ち上がる時に激痛が出て、今はただ座っていても常に不快感を感じていらっしゃいました。

パソコンを使ったオペレーターのお仕事で、朝から夜遅くまで残業があるので、ほぼ1日中座っている状態なのだそうです。

特に何をしたということはないので、ご本人も仕事の時の姿勢が原因かなと思っておられました。

歩く時と横になっている時は痛みがないので、座り姿勢と立ち上がり動作の時に関係する筋肉に問題がありそうでした。

そうは言っても、ほとんど運動をしていない生活らしいので、身体のバランスがかなり崩れていると考えられました。

このような方の腰痛の場合は、まず最初にやるべきことは、身体のバランスを整えることです。

そうすることで、おおまかな筋緊張が取れ、ほんとうに痛む箇所が浮き上がってくるからです。

この方には、足から股関節までの動きに左右差があったので、その可動域のバランスを調整しました。

そして、痛みに直接関係する股関節まわりの筋膜を緩めるために、鍼治療を施してしばらく留め置きました。

鍼を抜いた後、もう一度最初の動きの悪かった動作をしてもらうと、ずいぶんとスムーズに動くようになっていました。

さらに、いつも座った姿勢で縮こまり、常に負担をかけている筋があるので、そこにも鍼を打ってからベッドの端に腰掛けてもらいました。

施術後の感覚はどんな感じ?

・どうですか?今座っている感覚は?

「ああ、違和感がなくなっています。」

・立ち上がる動作をしてみましょうか?

「あれ、痛くないですね。ちょっとだるさがあるだけで痛みはないです。」

・身体を前に倒してみてください。

「ああ、さっきより曲がります。痛みもないです」

・もともとの身体の硬さはあるようだけど、痛みで曲げにくなかったのが改善しましたね。

「はい。さっきは立つ時に何かにつかまらないと立てなかったんですが。」

・よかったですね。

「助かりました!ありがとうございます。」

初回の施術、はこんな感じで終わりました。

働き盛りの方にこそ予防意識を

本当は、痛みが消えても、身体のコンディションはまだベストではないんです。

たしかに毎日遅くまでお仕事されているから、通院するのは大変だと思います。

でもお体の手入れは必要ですよね。

働き盛りの方にこそ、からだへの意識を高めていただきたいと思っています。

そのために、自宅でできるセルフケアを、施術後におひとりおひとりに合ったものをご指導させていただいています。

ただ痛みさえ取れればいいと考えている方が多いですが、痛みを必要としない体を作ることが本当は大切なことだと考えています。

「治療から予防、そして健康増進へ」、これが当院の治療理念です。

 

当院へのアクセス情報

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