健康コラム

トリガーポイント治療についてどんなことをご存知ですか?

テレビ・雑誌で紹介され出したトリガーポイント治療

トリガーポイント治療について、最近ではテレビの番組や雑誌の特集などで紹介されるようになってきました。

そのおかげでか、当院に来院する患者さんの中にも、トリガーポイント治療の効果を聞きつけて治療を求められる方も少なからずおられます。

しかしその反面、私が「トリガーポイントについてどんなことをご存知ですか?」と質問するとほとんどの方はよくわかないと答えられます。

つまり、自分の痛みの症状がなかなか治らないので、ネットなどで調べていくとトリガーポイントが原因であるらしいという情報のみを拾われて、一度治療してもらおうという動機をもたれたケースが多いのですね。

トリガーポイントについて知ったからと言って、症状の改善に直接つながるわけではないのですが、以下で簡単に概略をご説明しましょう。

トリガーポイント治療は年々進化しています

トリガーポイント治療は、もとはというとアメリカの医師トラベルが、ケネディ大統領の腰痛をこの方法で治したことから研究がはじまりました。

当時は筋肉にできた押さえて痛みを感じる過敏な点のことを指してトリガーポイントといっていました。

現在では、正確な解剖学的イメージと手を用いた検査法によって、筋肉だけでなく筋膜・靭帯・骨膜にできた、痛みの引き金となる発信源を探して、その硬い部位を道具や手で解きほぐしていくという治療法です。

また、トリガーポイント治療を臨床に取り入れる治療家や医師が増えてきたことから、年々新たな知見も積み重ねられています。

痛いところに原因を求めるやり方はトリガーポイント治療ではない

トリガーポイント治療といわれている施術法にはさまざまあって、当院で行なっているトリガーポイント鍼治療はそのひとつでありますが、非常に効果的な方法です。

医師の場合は、少量の麻酔剤を入れたトリガーポイントブロック注射法がなされるようです。

また、西洋医学の考えから創始されたハリ治療である筋肉内刺激法(IMS療法)を行っている医師もおられます。

中国鍼灸の一流派には、筋肉・神経を目標にした鍼治療を行っていたり、手や道具を使って筋肉の深いところを刺激する療法もあります。

どれも、トリガーポイント治療と似てはいますが、似て非なるもので、解剖学に基づいた刺激療法といえます。

いずれにしても、痛みやしびれ、こりなどを感じたとしても、その痛いところに原因を求めるやり方はトリガーポイント治療とはいわないのです。

なぜトリガーポイントが出来たのか、という視点が大切です

トリガーポイントができた筋肉は硬くこわばって力が抜けていない状態になっています。

筋肉の緊張がずっと続いているので、脱力ができていないのです。

痛みなどの不快な症状は、硬いところや動かないところがあると生じやすいため、このような硬い状態をゆるませて力が抜けた状態に戻すことが治療の目的のひとつなのです。

そのためには、その方の普段の姿勢や身体のバランス状態をみて調節する必要があります。

筋膜でつながった身体の運動学的な連鎖だけでなく、内臓や自律神経系の調節も考えて施術を行なうことが大切なのです。

単純にトリガーポイントに刺激を行なえば痛みが解消されるということではないのですね。

当院の施術法は、痛みの根本原因へのアプローチとなる身体のバランス調整と筋膜にできたトリガーポイント治療で、即効性と根本改善をサポートする慢性症状改善法です。

当院の施術や料金についての詳しい情報はこちらのページをご覧ください

京都でトリガーポイント治療なら鍼灸・整体 いなだ治療院 院長の稲田でした。

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