健康コラム

トリガーポイント治療に内臓の治療が必要なわけ

トリガーポイントができる場所

トリガーポイントとは筋肉・筋膜の緊張が強く、硬いしこりのような塊ができ非常に過敏になっている部位です。

筋筋膜だけでなく、じん帯・腱・骨膜・皮ふといった組織にもトリガーポイントは形成されます。

痛みやしびれ、姿勢の歪みなど身体の不調の原因となるので、トリガーポイントを直接治療できると非常に効果があります。

トリガーポイントが再発しないようにするには

今の症状を改善させる、なくすというだけの観点なら確かによいのですが、しばらくするとまたトリガーポイントが再活性化して症状が再発することがあります。

どういうことかというと、トリガーポイントができる何らかの要因が他にあるということです。

たとえば、以下のようなことが考えられます。

力学的な要因
  • 立ったり座ったりする時の動作のくせ
  • 習慣的な姿勢の悪さ
  • 歩き方と使用している靴の形状の影響
  • 背骨や骨盤の歪み(機能障害)
  • 特定の反復作業による筋肉のかたより

このような姿勢や動作に関係した直接的な要因があります。

全身的な要因

トリガーポイントは筋筋膜や軟部組織にできますが、神経系統や血液循環・代謝・消化吸収能力などとも密接に関係しています。

身体の全身的なコンディションが低下していると、内臓体性反射という身体のしくみから筋筋膜に影響がでます。

つまり、内臓のはたらきに障害があると、筋肉にも異常な指令が行き、身体をゆがませるのです。

その結果、トリガーポイントができるということが起こります。

また、内臓の位置が歪むことで、内臓と筋膜でつながっている筋肉に異常な緊張が連動して伝わります。

このような連動からくる歪みもトリガーポイントは発生します。

その他にも、

  • 栄養状態の悪さや栄養過多
  • 免疫力の低下
  • 精神的なストレス

などからも内臓機能が悪くなってトリガーポイント発生の要因となるのです。

こうやってみてみると、単に痛みに関係する筋筋膜のトリガーポイントを処理するだけでは根本的な解決にならないこともあるのですね。

ではどうしたらいいのでしょう?

内臓のはたらきなど全身状態を改善させること

最近当院には、テレビでトリガーポイントのことを知って治療に来られる方が増えています。

テレビの情報では、トリガーポイントを治療することで痛み症状が治る、とうたっていることが多いのではないかと思います。

ドクターならトリガーポイント注射、鍼灸師ならトリガーポイント鍼治療、整体師ならトリガーポイント手技など、やり方はさまざまあります。

痛い所にしか治療しない一般的な西洋医学の方法に比べれば、かなり症状の軽減効果は高いです。

しかし、慢性的な痛みをずっと持っておられたり、精神的に苦しい状態の方など重症の患者さんには、局所のトリガーを刺激するだけではだめなんです。

トリガーポイントが発生するに至る、さらに奥の原因を診ないとなかなか改善されないことも多々あるのです。

そのさらに奥の原因にアプローチできるには、患者さんの状態にあわせて使いこなせる引き出しが必要です。

その引き出しとして非常に効果があるのが内臓治療のテクニックです。

内臓の治療というと内科のお医者さんが診るものと思われがちですが、そうではありません。

整体の手技や鍼灸のつぼ、内臓反射点などを用いて調整することが可能なんです。

いなだ治療院が鍼灸院や整体院という名称を掲げていない理由

治療とは、患者さんの状態に治療手技を合わせるのであって、手技に患者さんを当てはめるのではありません。

いなだ治療院は、「治療院」であって、鍼灸院や整体院という看板を掲げていないのはそういった理由があるのです。

これからも、患者さんに健康になってもらうために必要な技術や方法はどんどん取り入れていきます。

そう言う意味では、トリガーポイントの専門家ではありますが、トリガーポイントしか診ない専門ばかではないと自負しています。

たとえば、内臓治療やクラニアル(頭蓋治療)は痛みの緩和だけでなく、全身の健康度をあげる身体にやさしい治療です。

症状がなくても、定期的にメンテナンスに来られる方には必ず、このように健康度をあげる施術をしています。

治療よりも再発防止、予防が一番ですからね。

いなだ治療院の施術や治療の考え方はこちらを見てくだい

全身の健康度を上げる京都のトリガーポイント鍼・整体 いなだ治療院 院長の稲田でした。

 

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