健康コラム

右手を突いた際肩にビリビリッと痛みが

肩の痛みを訴えて来院された70才の女性の症例

20日ほど前に、朝起きる時右手を突いた際肩にビリビリッと痛みを感じました。

最初は背中の肩甲骨のあたりに痛みを感じましたが、今は三角筋という肩のそで口にあたる筋肉のスジが痛い感じだそうです。

腕を上に挙げようとすると痛く、ビリッとした感覚がでます。

何十年も週に3回は卓球をしに行っているそうですが、サーブの時にピンポン玉を上あげる動作ができないのが一番困っているとのことでした。

ちなみに、この方左利きなので右手で球をあげるわけです。

いつも行く整形外科でエックス線を撮ってもらうが、骨にはさほど異常ないらしいです。

それでも、年を考えてヒアルロン酸の注射を2回受けたのですが、全く効果ないので止めたそうです。

そんな折、以前に息子さんがいなだ治療院に治療に来られていたのがきっかっけで、当院を受診されました。

肩の痛みは肩に問題が?

以前に左の五十肩になったことがあったり、腰椎の椎間板ヘルニアや腰椎の変形があって、腰痛・股関節痛・膝痛などで手術の既往歴もあります。

今回の肩の痛みは、そのような過去の痛めた部位からの運動連鎖や筋膜の硬くなった部位からの影響が考えられます。

肩が痛いといっても、肩そのものだけに問題があるとは限らないんですね。

一見、急に手を突いたんだから肩に衝撃が来て傷めたと思いがちですが、伏線として身体全体の筋膜系のバランスを考えて治療を組み立てたほうがより根本原因にアプローチできます。

私は、肩の動きや痛みの程度はひとつの指標として考慮はしますが、治療はご本人の身体の治癒力を上げることを最優先にしています。

治療は内臓の位置やはたらきのバランスをとり、脳と脊髄の神経系のバランスを整え、構造的な筋膜のバランスをとるように治療していきます。

使う技術は手による整体と鍼、それといくつかのツールのみです。

週に3回続けて治療し、ビリビリ感は消失、動きも一番上まで動かすと少しまだ痛みが残る程度に回復しました。

痛みの治療と同じくらい予防も大事ですよ

その後もう一度治療して2日後に電話があり、

「先生、今日はぜんぜん痛くない。ぐるぐる回しても大丈夫になった!」

といって、喜ばれました。

ほんとは、痛みが取れても身体の状態をもう少し引き上げるために来てくださいね。

というが早いか、

「また、痛くなったら行きますね~!」

と言って切られました。

もうほんとにー、【のど元過ぎれば熱さ忘れる】の典型ですね。

通院はもちろん強制はしていませんが、一番大事なのは予防と再発防止ですよね。

予防意識の高い方は3週間に一度はコンディショニング維持のため整体を受けに来られます。

こちらもしっかりと、予防の大切さをお伝えしないとね。

肩の痛み・五十肩にはこちらの治療がおすすめです

京都のトリガーポイント鍼・整体 いなだ治療院 院長の稲田でした。

 

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